英語が話せるようになりたい、と思ったときどこまでのレベルを目指すべきか
こんにちは、シキです。
英語が話せるようになりたい、と思うことは時々あると思います。
外国人に道を聞かれてうまく答えられなかったとき
英語のミーティングで何も話せなかったとき
海外旅行に行って税関やレストランで苦労したとき
などなど。
では、英語が話せるようになりたい!と思ったとき、どこのレベルを目指すべきでしょうか。
というかそもそも、ポケトークみたいないい感じの翻訳機とかが出てきているこの時代に英語が話せるようになる必要があるのでしょうか。
個人的には
英語は話せるようにした方が良い
話せるレベルは、仕事で使える(ビジネス英会話ができる)レベル
だと思っています。
※ビジネス英会話と聞くとレベルが高いと思うかもしれないですが、決してそんなことはありません。ぜひ最後まで目を通してみてください。
では、こう考えた理由を↓に書いていきます。
そもそも英語を話せるようになる必要があるのか
ディープラーニングやAIといった言葉が流行っており、翻訳機にもこの考え方が導入されています。
AIは日々出会う言葉をとてつもない勢いで学び、翻訳の精度を上げています。
では、こんな時代に本当に英語が話せるようになる意味はあるのでしょうか。
私はあると思っています。
ホリエモンこと堀江貴文さんも『英語の多動力』の中でおっしゃっていますが、
・日本語は動詞が最後に来るため、正しく訳すためには最後まで話を聞かなければならないので、翻訳機の翻訳にはタイムラグが必ず発生する。
・このタイムラグは会話のスムーズさを完全に止めてしまうので、かなりのストレスになる
どういうことなのか?以下の文を例に挙げると、
I play tennis every weekend.
私は 毎週末 テニスをします
この「私は毎週末テニスをします」という文を同時通訳しようとしても、最後の「テニスをします」まで聞かないと翻訳機は翻訳しようがない、ということです。
私は毎週末「掃除をします」という場合もありますからね。
タイムラグはほんの数秒だと思いますが、これはかなりのストレスになります。
電話やテレビ会議の音声が遅れて聞こえてきてストレスを感じたことはないでしょうか。
そんな感じのストレスです。
このストレスが会議中に出ると、双方イライラしたり、話したいことの数割しか話せなかったりします。
また、「ちょっと○○さんにメールしといて」のようなちょっとした依頼を相手(英語しか話せない人)にするのに、いちいちポケトークを取り出しますか?
このような事態を避ける意味で、英語を話せるようになる意味はとても大きいと考えています。
どのレベルを目指すべきか
では、どのレベルを目指して努力すべきでしょうか。
私は、「仕事で使えるレベル」だと思っています。
転職サイトとかだと英語のレベルは
・全然話せない
・日常会話ができる
・ビジネス会話ができる
・ネイティブ
という分け方で、日常会話<ビジネス会話になっていますが、
個人的にはビジネス会話の方が圧倒的に簡単だと思います。
というのも、ビジネスで使う言葉は・依頼・質問・回答・報告くらいで、文章が定型化しやすいからです。
また、使う単語も業界ごとである程度絞られるので、覚えるべき単語は少なくて済みます。
日常会話に目を向けると、相手によって話題のジャンルは変わりますし、生活・仕事・恋愛と多岐に渡ります。
これに伴って知っておいた方がよい単語も増え、分からない単語にぶつかると頭が停止することになりがちです。
ということで、会話の難易度は日常会話>ビジネス会話であり、我々凡人が目指すべきは、「ビジネス会話ができるとレベル」です。
よく使う文章の定型化と、頻出する用語をきちんと押さえるだけでかなり会話ができるようになると思います。
もし英会話のレッスンをされているのであれば、ご自身の業界のことについて講師とディスカッションするのもかなり力になると思います。
ぜひやってみてください。
ではまた。